S様邸の天気がよく 完成写真を撮影してきました。
後程フォトギャラリーに掲載します。
浄化槽の検査、東北電力の検査、建築完了検査、を終え
いよいよ引渡しになります。
検査済発行されれば、各種補助金や、農地転用の完成報告など事務作業がまだまだ残っています。
外構工事を含めた完成は来年度になりそうです。
ようやく暖かい日が続き、雪もだんだん少なくなりました。
日も長くなり、春はもうすぐそこまで来ているようです。
桜前線の到着が待ち遠しいです。
とある施設から「流し部分の内装工事を見てほしい。」との事
現場に行ってみると・・・
一見普通の流しで、新しい流しといった印象。
別業者で流しを交換したとの事。
流しの脇はビニールクロスがパリパリになり腐食している様子。
コーキングもしてないのか?
初見は洗い物をしたときにはじけた水滴が原因かなと・・・
内装工事の下準備のため、流しを一時的に取外し、下地を確認することに。
ところが、想像以上の腐食が。
クロスの裏側では木部、プラスタ―もひどい湿気で腐食が進んでカビだらけ。
明らかに洗い物をしたときの水滴ではない様子。
施設担当者に交換前のキッチンの様子を聞くと、シンク下の収納の床が腐食してしまい交換したとのこと。
本当の原因はすぐわかりました。
スラブ貫通している給水排水から暖かい湿った空気がほんわり。
ピット内の湿気が、流し下部を腐らせ、壁のプラスタ―を湿らせ、壁のクロスを腐食させていました。
原因が解ったところで、適切な処置を検討へ。
今回は、
隙間は断熱材を充填し、小さい隙間にはウレタンを発泡し隙間をなくします。
断熱することで室内が冷えた時の結露も防げます。
見た目は以前とまったく変わらないですが、
流しは長持ち、壁のクロスは腐食しなくなります。
今回なにより残念だったのが、
流しを交換する際に、
「何でこんなに腐食しているのだろう?」
「原因はどこにあるのだろう?」と思わなかった事。
建築に携わる人間に一番重要な部分だったのかもしれません。
気づき、考え、行動する。
これから、内装工事へと進んで行きます。
先月開催したお客様感謝祭でしたが、
節水トイレやアートボックス(りんごの段ボール)など展示しました。
その中で一番注目を集めた展示品がディンプレックス社製の電気暖炉でした。
名前の通り、電気で暖炉の気分を味わう暖房機。
水蒸気にオレンジ色の光を当て、炎の揺らめきを演出。
樹脂の擬木の間から出ると本当の炎のよう。
本来の暖房設備はストーブの下部に
ほんわか温めるため暖房能力は小さめです。
煙突、薪の要らない 本物の薪ストーブ雰囲気を味わう嗜好品ですね。
S様邸は木工事完了し、内装工事もほぼ完了しました。
来週に建具、器具関係を取付し、各種検査引渡しへ進んでまいります。
各種検査 引渡しに向けて書類も整えなければ