外壁改修 シーリングの巻

今回は外壁のメンテナンス

 

全面塗装のお話。

 

外壁面は一見新しそうですが、

 

 

屋根の上の一部は

 

雨樋の雨と 冬場のに起きる凍害で

 

窯業系サイディングはボロボロ。

場所によっては

 

シーリングで簡易的な補修してありますが

 

抜本的な見直しが必要です。

さらに、版と版の間のシーリングは

 

紫外線により柔軟性が無くなり

 

カチカチに固まっており

 

止水性は全く無し。

紫外線の影響を受けやすい

 

南側 西側 雨があたる面の

 

劣化が著しい様子です。

軒があれば横雨が降らなければ

 

かからないのですが

 

軒が少ない部分は

 

雨水の侵入が心配です。

なにがともあれ

 

外部の足場を架けるところから

 

詳細部分を点検し

 

いよいよ工事着工です。

凍害が発生していたサイディングは

 

全て撤去し、

 

金属サイディングに変更。

屋根との取合いは屋根から

 

縁を切り、留縁で離して

 

張るように納め、凍害に備えます。

劣化していたシーリングは

 

丁寧にカッターで除去

 

残りかすがシーリングの接着に影響

 

でるので

丁寧除去していきます。

 

その後、プライマーを塗布し

 

いよいよシーリングを

 

打替えしていきます。

仕上がりに影響がでるマスキング。

 

迅速かつ丁寧にマスキングしていきます。

 

職人技が光るマスキングです。

 

んーすごい。

先ほどのシーリングの簡易的補修部分は

 

しっかり切除

 

同様の材料で張替します。

外壁についてる幕板は

 

撤去できないため、

 

シーリングし直しです。

 

幕板もやせて亀裂が入ってます。

幕板の上は 本当なら水切を

 

つけるべきなのですが、

 

大工事になってしまうため

 

大きくシーリングを打って

 

雨と雪が内部に入らないよう配慮。

複雑な出窓の形状も

 

丁寧に古いシーリングを切除し

 

マスキング

 

シーリングを打っていきます。

 

塗装前の大事な工程

 

シーリングのおはなしでした。

 

 

次回は塗装の工程を

 

紹介したいと思います。

 

 

このブログを読んで頂いた方へ

 

ご自宅の外壁を触ってみて

 

1、白い粉がふく現象(チョーキング)がおきていないか。

2、シーリングを指で押して固くなっていないか。亀裂はないか。

 

家の外壁の様子を確認しておくことをおすすめします。