A様 茅葺屋根に対候性シートの施工。

 

A様から

 

屋根の萱(かや)がぼろぼろなってきたので

 

トタンでなく

 

シートを被せられないか・・・

 

確かに、トタンを被せた萱葺き屋根にトタンは被せたものは

 

見たことあるのだが

 

シートというのは見たことないし、

 

施工の実績もなく。

 

とにかく、シート加工が得意とするテント屋さんと工事可能か打合せ。

 

シートの製作は可能だが、現場の採寸と施工は当社でしてくれ。

 

とのこと、っておい。

 

どうしたらいいのか まずは現地調査。

確かに、

 

屋根の萱がぼろぼろと

 

抜け落ちている。

 

固定方法 施工方法等検討するものの

 

 

そもそも足場がなく寸法が取れない。

とりあえず

 

足場屋さんから外部に足場を組んでもらうものの。

 

問題発生。

足場と萱の間に

 

隙間があり、危険であるうえ

 

屋根の頂上部分にまで

 

昇る手だてが無い。

 

施工どころか

 

寸法も取れない状態。

 

足場屋さんと再度打合せ。

萱に足場を着ける事無く

 

足場の延長の相談。

 

 

 こうしたいので と

 

後日何とか

 

足場の延長をしてもらい

 

ようやくシートの採寸。

現地で採寸したものを

 

正確にCADで図面作成。

 

シートの施工業者さんと

 

再度打合せ。

製作依頼して しばらく

 

その間も台風も数多く襲来

 

約1ヶ月

 

シートが届き いよいよ施工の日。

シートの重量も相当あり

 

四苦八苦しながら

 

広げながら

 

 

調整しながらするも

 

萱のボリュームで

 

シートが届かない部分もあり

 

追加でシートを重ねたりと。

完全オーダーメイドの

 

対候性のシートを

 

ようやく張り上げ

足場の解体をして

 

無事完成

 

雪が降る前に完成となりました。

また一つ貴重な経験を

 

させていただきました。