今回は朝日町E様邸の着工いたしました。
雪が多かったので除雪しての着工です。
まずは地盤調査。
専用の機械を用いて見えない地盤調査します。
スウェーデン式サウンディング試験 通称SS法で行います。
先端がスクリュー状になったロッドに25kg・50kg・75kg・100kgの荷重を加え、
沈んだ時の荷重と貫入した距離を記録します。
荷重100kgでも貫入しない場合は、
荷重はそのままロッドを回転させ、回転数を測定し、記録します。
先端のスクリューも消耗品なので径がしっかりあるか確認します。
後日送付される地盤調査結果。
1mまでは砂礫層で良質ですが、
その先4mまでは粘土層で、建物を建てるには向いていない層です。
地盤改良が必要と判定。
基礎図面を基に地盤改良の設計を行います。
約2週間後・・・
地盤改良当日。
地盤にセメントミルクを注入しながら撹拌させ、
支持層まで柱状の杭を現場でつくる工法を採用しました。
柱状改良が終わった部分は
天端を均して、完了です。
次の杭へと順次施工していきます。
2日間朝から晩までみっちり
4mの杭 合計88本施工しました。
土台となる基礎工事の準備へ進みます。
建物の基準となるやり方を行い
いよいよ基礎工事
のはずでしたが・・・
思わぬ大雪で基礎工事の前に
除雪からスタート、
3月だから仕方の無い事ですが、
安全作業で進めます。
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